2005年09月28日

05-06欧州CL グループC 第2節バルセロナvsウディネーゼ

昨日は仕事が長引いてしまって、チャンピオンズリーグ用の生活習慣にできませんでした。いつもなら18時頃に寝て、24時過ぎに起き出し、ネットしながら悠々と試合開始の3時半を待つのですが、寝る時間がなくて昨日のエントリーを書いたりエースコンバット5の3周目をやったり、ずっと起きてたのであります。2〜3時間だけ寝ようと思っても、その後起きられないんですよね〜
で、試合終了後に寝始めて、さっき起きたところです。

さて、第2節1日目はバルセロナvsウディネーゼ。第1節で見せた高パフォーマンスをバルセロナが再び見せるか、ウディネーゼはどんな対策を見せるのか。

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バルセロナは4-3-3。今日はメッシが右FWに入って、その下にファン・ボメルがスタメンです。第1節の選手交代後の布陣と同じにしてきました。ウディネーゼは1ボランチの3-5-2、最近のウディネーゼを見たことがないのでなんともですが、コスミ監督のスタイルであれば納得です。この監督も自分の信念を持っています。

試合が始まると、全員が自陣に戻って守るウディネーゼ、それを様子を見ながらパスを回してじわじわ攻めるバルセロナという展開に。
しかし、7分に初めてウディネーゼが攻め上がって、中盤のムンタリがミドルシュートを放ったあたりからだんだんボールの動きが活発になってきました。

それまでゆっくり攻めるだけだったバルセロナも緩急が出てきて、まずはお返しとばかりに8分、メッシが相手からボールを奪ってそのままドリブル→ミドルシュート。
バルセロナのパス回しは、ゆるー、ゆるー、スパッ、と突然スピードアップするようになり、ウディネーゼもボールを奪うと一気にカウンターを仕掛けます。

11分、またもメッシがカウンターの流れからボールを受けてドリブル。速くて力強いドリブルで少々体を当てられたくらいでは倒れません。中盤のビディガルがたまらずファール、イエローが出ました。
FKはPAからやや右、距離は20mちょい。ロナウジーニョが右足で蹴ったボールは4枚の壁を越えて鋭く落ち、ゴール右隅に突き刺さりました。GKディ・サンクティスは一歩も動けず見送るだけ。鮮やかなゴールでバルセロナが先制しました。

ここからウディネーゼの攻めに鋭さが増してきます。華麗なパスワークはないものの、ボールを奪うとスペースに向けて2〜3人が猛然とダッシュします。ボールの緩急ではなく、選手の動きの緩急が見ていて気持ちいい。ポジションに関係なくチャンスを見つけたら攻め上がる様は、さすがイタリアのチームだと感心します。

引き締まった攻め合いとなって、お互いに鋭いミドルシュートが何本が出るものの得点は生まれず。
しかし、セットプレーからウディネーゼが同点に追いつきます。
23分、左サイドの思い切ったオーバーラップから、カンデラがミドルシュート。GKビクトル・バルデスはCKに逃れるのが精一杯。このCKがファーサイドに入り込んだCBフェリペに届き、これをボレーで蹴り込んで同点。
この得点で試合は一層速さを増します。

試合展開が速くなると、ボールを速く動かすバルセルナが有利になるのは道理。ウディネーゼが攻めても、シュートで終われないと、すぐにバルセロナがウディネーゼゴール前までボールを運んでしまいます。
27分には決定的なチャンス。またもやメッシがボールを持ち、ためるドリブル。エトーがDFの裏に飛び出したところに絶妙なスルーパス。エトーがフリーでシュート、GKがなんとか右手に当てますが、勢いを削がれたボールはゴールへ向かってバウンドしていきます。必死に戻ったビディガルがなんとかクリアしてウディネーゼは難を逃れました。

さらにバルセロナの攻勢は続き、32分、メッシがウディネーゼ陣でフェリペのボールを奪い、またもエトーにスルーパス。エトーは物凄いスピードでPA右に深く入り込み、ライン際で急ターンしてマイナス方向へパス。ボールは既にPA内で待っていたメッシの後ろを通り過ぎてしまいますが、左サイドから走り込んできたのはロナウジーニョ。完全なフリーで、右足インサイドでゴール右隅にパスを出すと、GKの指先をかわしてゴールネットを揺らしました。
メッシの当たりの強さ、エトーのスピード、ロナウジーニョのポジショニングとシュートの精確さが遺憾なく発揮されたゴールでした。

そしてウディネーゼにとって不運なことに、この時エトーを追いかけたCBナターリが肉離れを起こしてしまい交代。突き放された直後にDFのために交代枠を使わざるを得ない事態になってしまいました。

2−1となってバルセロナに余裕ができすぎてしまい、ややペースが落ちてきます。しかし、ウディネーゼがその隙に攻撃に出ることもあまりなくなりました。2失点目のダメージは意外に大きいようです。

41分、デコがPA左角付近で倒されてFK。これをまたロナウジーニョが直接シュート!……と、一度フェイントを入れて、デコが狙いすましたシュート。4枚の壁を越えたボールは、意表を突かれたGKに触られることなくネットに達しました。
前半終了前に、決定的とも言える3点目。カンプ・ノウの観客は勝利を確信し、ウディネーゼから駆けつけたサポーターは「ウディネ!ウディネ!」と更に大きな声援を送ります。

前半終了時で3−1。10分までは互角の試合になると思っていましたが、意外な差がつきました。

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後半もバルセロナがペースを崩しません。
47分、またまたメッシが右サイドからのスルーパスに反応して、DFラインの裏に抜けようとします。しかし、これをビディガルが引っ張ってしまいファール。ここでビディガルに2枚目のイエローが出されました。メッシはビディガルを退場に追いやったのです。
ウディネーゼは誰も抗議せず、ビディガルもうつむきながら素直にピッチを後にします。それほどまでに文句の付けようのない退場劇でした。

10人になってしまったことで、ウディネーゼは完全に押し込まれるようになります。
カウンターも人数がかけられず、数的に同数になることも稀で、数的優位は結局後半1度しか作れませんでした。

しかし、バルセロナのペースはガタッと落ちます。ボールは回りますが、ぽーん、ぽーん、ぽーんと緩急も何もあったものじゃありません。ただ、メッシがドリブルを始めると一気に盛り上がります。でもメッシももう無理をしないのかドリブルが結構あっさり止められます。

70分には、メッシがスタンディングオベーションを受けながら交代。
今日のメッシは、1点目のFKとなったファール、2点目の起点となったボール奪取とスルーパス、そしてビディガルを退場に追い込みチームの勝利に一番貢献しました。ドリブルの速さと力強さは、なるほどマラドーナを思い起こさせます。しかしメッシにはもう一つ、献身的な守備という強力な武器もあります。まだ20歳過ぎのこの若者がこれからも成長を見せてくれると思うと、楽しみでなりません。

メッシが抜けた後はただボールを回すだけになったバルセロナと、それすらも止められないウディネーゼという展開のまま時間が過ぎていきます。

89分、フェリペがPA内でロナウジーニョを倒してしまいPK。ちょっと厳しい判定ではありましたが、ホームということを考えれば許容範囲。PKをロナウジーニョ自らが決めて、4−1。ロナウジーニョはこれでハットトリックです。

ウディネーゼはロスタイムにやけくその反撃を試みますが、シュート1本に終わり試合終了。
4−1と予想以上に差がついた試合となりました。

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今日の試合、なんといってもメッシのチャンスメークに尽きます。
もちろん、エトー、ロナウジーニョも素晴らしかったですし、中盤の3人もウディネーゼの中盤5人に対して一歩も引かない攻守を見せましたが、メッシのインパクトの前にはやや印象が薄くなるのは否めません。
とにかく、メッシにボールが入ると、メッシがボールを奪うと、何をするんだろうか何を見せてくれるのかと期待が一気に膨らむのです。それは観客も当然、ピッチにいる味方選手もそう思っているんじゃないかというほど。
これだけのパフォーマンスを見せられると、ライカールト監督としては今期中贅沢な悩みを抱え続けることになるのでしょう。

一方、完敗したウディネーゼ。
先制されるのが予想外に早い時間帯でしたが、同点にしたところまでは計算通りだったでしょう。しかし、2失点目が同点ゴールを上げたフェリペのミスが起点になり、しかもこの時にナターリが負傷交代したところで、既に計算が成り立たなくなったのは明白です。
そして後半開始直後のビディガルの退場。これで反撃のシナリオも崩れてしまいました。ただでさえ選手個々の能力に差があるのに、人数が少なくなってしまっては打つ手なしです。
どちらのプレーにもメッシが絡んでいたことから、次の対戦ではメッシに対するマークを非常に厳しいものにしてくるかもしれません。コスミ監督が次にどんな作戦を立ててくるか注目です。


さて、今日の夜は第2節の2日目。放送予定を確認すると、リバプールvsチェルシーという昨期の準決勝の組み合わせがありますね。少しレアル・マドリードの崩壊っぷりが気になるところですが、これは録画放送で見ることになるでしょう。
posted by plop at 16:41| Comment(0) | TrackBack(3) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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