2007年06月08日

韓国経済バブル絶頂?!

韓国が不動産の総量規制を始めて半年ちょい。ワロス曲線が描かれなくなって久しい韓国経済ですが、3月あたりから韓国株価指数のKOSPIがものすごい勢いで上昇を続けています。という、日経の記事が出てきた時点でかなり微妙な面があるのですがっ!

韓国株、最高値を連続更新
 【ソウル=鈴木壮太郎】韓国株の上昇が止まらない。7日の韓国総合株価指数(KOSPI)は前営業日比10.85ポイント高の1753.04と、 8営業日連続で過去最高値を更新した。国内景気が回復するとの見方から個人が中心に買っているが、急ピッチの上昇で機関投資家からは高値警戒感も出てきた。

 同指数は年初の1400台からほぼ一本調子で上昇し、5月31日に1700を突破した。上場企業の1―3月期決算は純利益が前年同期比10%増と回復基調が鮮明で、造船や機械など業績が好調な業種の株が買われている。

 「カネ余り」を背景に外国人や機関投資家が買っているが、最近の株高は投資ブームに沸く個人に支えられている。低金利の銀行預金などを敬遠した個人マネーが大量に株式市場に流れ込んでいる。7日は米国株の下落を受けて機関投資家は売り越したが、個人は大幅な買い越しだった。

 市場関係者の間では、PER(株価収益率)も他市場より低いため、株価の上昇余地があるという見方が根強い。だが、短期間で株価が急上昇しているため、「6月中の調整入りは避けられない」(アナリスト)と見る向きもある。
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/top/index.cfm?i=2007060800255b1
(リンクはすぐに切れちゃうかも)

ここ半年のKOSPIとアメリカ・ダウ工業平均のYahooチャートはこちら。
KOSPI.png dow.png(クリックで拡大)
ダウが強すぎて高値警戒感が出ていますが(この2日で調整が入りました)、世界同時株安後の3月からだと12.5%前後の上昇率。にも関わらず、KOSPIは同じ時期に25%以上の上昇を記録しています。

これが何を意味しているかというのは、バブル崩壊を経験した日本人には明瞭なはず。つまり、不動産取引が規制されて資金が株式市場に流れ込んできた、ということです。もともと韓国ではチョンセという特殊な賃貸契約制度があり、不動産資金が他の金融市場に流れやすい傾向がありました。(借主が大家に2年分の家賃を一括で払い、大家がそれを自由に運用して契約終了後に借主に返還する制度。詳しくはこちらをどうぞ)
その資金が一気に株式相場に流入してきたのではないかと。下のグラフの出来高がそれを物語っていると思います。

これはまさに日本のバブル崩壊の二の舞。
日本では株価が暴落(1990年1月、Wikipediaのチャート)した後、総量規制(1990年3月)が行われ、それから1〜3年ほど経ってから土地価格の下落が始まり、景気減退が実感されました(詳しくはこちらを、Wikipediaもどうぞ)。
その後に関しては、皆さん体感した通り。

確かに、韓国は株価の下落より早く総量規制を行って景気の引き締めを図りました。が、様々な事情が違う韓国と日本でそれが決定的な差になるとは思えません。それに大統領自身も「経済は株価が正確」脳天気なコメントを発していますし。本来であれば、土地価格の頭打ちや短期金利の上昇(支払準備率預け置き金を払えない銀行もありました)、GDPの伸び率なども考慮に入れなければいけないはずなのですが。

さらに日本の場合は、企業でも各世帯でも「貯蓄好き」という癖があり、それがバブル後の10年に渡るデフレ時代を汲々としながらも(貯蓄を削りつつも)乗り越えられた原因であると個人的に思っています。(それが故に、景気が良くなった今現在は企業が内部留保という名の「貯蓄」をしている段階で、従業員(個人)に金が回ってきたと実感できるのはもうちょっとしてからになりそう)
しかし、韓国にはクレジットカード偏重やチョンセのように一般的に貯蓄を是とする風潮がありません。貯蓄よりはむしろ投資・投機に重きを置きます。そういった経済傾向で、株だけに資金が投入された時にどうなるか……

日経が前述のような記事を出すということは、さすがに中の人も韓国経済の終焉を感じ始めたということでしょう。日経が取り上げたら潮時というのが投資家の一般的な常識なので(笑)。(ちなみにKOSPIは現在、外国人売り優勢です)
あとはKOSPIが暴落に至るか、至らないか。の一点のみに注目です。
暴落する場合、その時期は? その後の韓国の経済状況は? 国際情勢はどうなるのか?
暴落しなかった場合、韓国経済はどれくらいの期間をかけて、どのような舵取りをするのか?

個人的な意見としては、日本の半分の時間で色々と崩壊フラグを達成(笑)しているので、総量規制が行われた2006年11月の1年後、つまり今年の11月までには何らかの形で経済が破綻すると見ていますが、実際にどう転がるかはまるでわかりません。
そしてその後、どう収拾をつけるのかもわかりません。
国内が不安定な時には海外に目を向けさせるというのが施政者の一般的な手口ですからねぇ……最悪、竹島云々とかで武力衝突という可能性もなきにしもあらず。

より韓国経済について知りたい方は、自分がいつも参考にしている「韓国経済スレまとめサイト」を読んでみるのがいいと思います。経済専門家やヘッジファンドの中の人や素人などなどが入り乱れての様々な角度からの意見を読むことができますので。
posted by plop at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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