2006年03月01日

おお、面白い対処ですね、日銀

政府と投資家(個人投資家ももちろん含む)が戦々恐々としていてある意味チキンレースになっていた、日銀の量的緩和解除がいつになるかいつになるかですが、日銀がこんな対応をするようです。

曰く、量的緩和を解除しても、今現在の実勢となっている超低金利を維持して、長期金利の高騰ひいてはデフレ脱却への動きを阻止することはありませんよ、ということらしく。

これまで日銀の福井総裁が量的緩和解除を示唆すれば、政府と経済界が即刻それを牽制する声明を出していたものですが、それが事実上決着というか調整がついたと言うことなのでしょう。

金利をゼロに固定して(=公定歩合の調整ができない)5年も経ち、日銀としてはそろそろ中央銀行としての調整能力というか矜持を保つために、そろそろ金利調整能力を取り戻したいと画策していたんでしょう。しかし、この超低金利を背景にして国内需要、特に設備投資が上向いてきたところで金利を0.125%でも引き上げれば、デフレ脱却の動き(=国内需要の回復)が腰折れすると懸念する政府、経済界からかなりの反発を受けていたものと予想されます。

その折衷案が、今回の発表になるかと。
日銀としては名目上、金利を調整できる能力が回復したことになるし、政府と経済界としては日銀の足枷を外してもこれなら経済に悪影響を与えることはないと判断したのだと思います。日銀としては、苦渋の決断だったのかもしれませんが。
というか、むしろヘボ個人投資家としては、この発表は非常にありがたいことであります。

これで近い将来、日銀が量的緩和解除を発表しても経済、特に株価がソフトランディングする可能性が高まりました。超低金利を維持するのであれば、量的緩和解除があっても実質はあまり変わらないと皆考えるでしょうし。(もし、考えなかった場合は大変なことに……)

それもこれも、ワロス曲線絡み(というか、中国元の変動相場制移行を睨んだ動き)とライブドアショックの余波で、2週間ほど前から日本の株式市場から外国人投資家が軒並み資金を引き揚げていたのが影響したのではと勘ぐってしまいますが。
むしろ、その暴落に巻き込まれて含み損を抱えてしまっているので助けて下さい。どなたか。
posted by plop at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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