2009年09月02日

選挙結果をまとめてみた(1)

選挙当日はさすがにガックリきてました。懸念した通り、マスコミからしか情報を得ない層が大挙して民主党に雪崩れ込み、300議席を超える圧勝。自民党は118議席と、なんとか土俵際で残りましたがもう死に体寸前。戦前の反戦派の気持ちってこんな感じだったんだろうなーと思っておりました。

でも今は大丈夫。たぶん。一応負ける覚悟はできていたし、自分なりにやることできることは見つかったと思うので。
昨日一昨日は、仕事が忙しくて時間がなかったのです。トラブル対応+月初対応で orz

そんなわけで、自分なりに今回の衆院選の結果をまとめてみます。
まずは敗因分析


【自民党の敗因】
1.復党問題
 やはり、まず挙げなきゃいけないのは、郵政造反議員の復党でしょう(Wikipedia)。

 あの時のゴタゴタで当時の安倍総裁がリーダーシップを外部に見える形で出せなかったこと、そして結局12人中11人を復党させるという中途半端な結論を出してしまい、「小泉さんが辞めたら自民党はもとにもどった」と有権者に思わせてしまったのは大きな失点でした。

 もしかしたら安倍さんとしては、「政策で実績を出せば、国民は納得してくれる」と考えていたのかもしれません。(そして実際重要法案をいくつも成立させました)しかし、そういう評価ができるのは自ら(主にネットで)情報を集めようとする人のみ。

 結局、これが元でマスコミにも付け入る隙を与えてしまい、小泉時代に虫の息だったマスコミをも復活させてしまいました。

2.内需主導の経済対策が遅かった
 とはいえ、小泉安倍時代にかけて内需主導で景気を上昇させていれば、復党問題なんぞ枝葉末葉の問題としか扱われなかったかもしれません。生活が良くなれば、政治なんて気にしないのが日本国民ですから。

 要は経済対策。外需が拡大して大企業の業績が上がり内部留保もバブル期と同等程度まで回復した2005年頃にこそ、公共事業を増やす口実を見つけるべきだったと思います。デフレ下の経済状況では国債をどんどん発行し、それを公共事業に注ぎ込んで雇用と収入の安定を図り家計を潤して、さらには企業の設備投資を促進することこそが必要です。その方法論が実際有効なことは麻生総理がこの1年で示してくれました。

 しかしながら、小泉政権時は竹中財政担当大臣が緊縮財政を目指してしまい、安倍政権でもそれを引き継いでしまった(福田政権は、何もしないのが仕事だったので問題なしw)。そのため、景気が回復したと言われても国民の大部分にはそれが実感できず、マスコミの煽りを受けて政治問題に耳目が集まったのだと思います。

3.マスコミによる偏向報道
 小泉時代は、むしろ小泉さんがマスコミを上手いこと使いこなしていた感もありましたが、安倍政権以降は自民党へのネガティブキャンペーンを強め、前述のように安倍さんが隙を見せたこともあり、まんまと国民を洗脳することに成功しました。

 そんなことはないという人は、民主党の金の問題が殆ど報道されないことをどう思っているのか教えていただきたい。小沢の世田谷の10億土地問題と西松建設献金問題、鳩山の故人献金問題、岡田の公務員時代の副業問題、輿石東の山梨県日教組による集金問題(5億)、などなど。自民党で持ち上がれば少なくとも1ヶ月は取り上げ続け、議員辞職を迫る問題ばかりだとおもうのですが。

 歴史上三度日本を危機に陥れたマスコミの罪はとてつもなく重く、もはや許せないレベルに来ています。
 一度目は、日露戦争直後の日比谷焼き討ち事件(Wikipedia)
 二度目は、満州事変以後の軍部礼賛(参考
 そして今回の政権交代に関するネガティブキャンペーン
 利害の面から見ても害が大きすぎることは明白で、小泉安倍時代にどこか一社でも放送免許停止等で潰しておくべきだったと思います。

4.ネット効果を見誤った?
 という印象が実はありまして。
 自民党を支持するブログやまとめサイトの充実振り、ニコ動での動画の充実振り、そして私のように個人でチラシを配るという行動を取る人も多く、そういった数多くの例を見る限り、自民党はかなり挽回していたという感覚があるのです。事実、118議席を取って、民主単独320議席は防ぎましたし。

 ニコ動の出口調査では自民が全国的に優勢。20代〜40代へのネットによる情報発信はかなりの効果を上げていたことが伺われます。
 つまり、自民党は今回の選挙で大敗しましたが、支持層の若返りに成功したという捉え方ができるのです。

 しかし支持層のシフトは進んでも、既存の支持層である50代〜60代への波及効果はかなり限定的だったと言わざるを得ません。ネットに繋がっていない層に如何に情報を届けるか。そこが今回足りなかった部分だと考えます。

 ただ、次の選挙はかなり自民党に有利になるでしょう。今回の選挙で自民党に投票した層は、そう簡単に支持を変えることはないでしょうし、時間があればネット発の情報を様々な層(特に無党派層)に浸透させる方策も進化していくでしょうし。


といったところで、敗因分析は終わり。
次回は今後民主党政権で、どんなことが起こるか予想したいと思います。
posted by plop at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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