2009年02月13日

麻生総理が郵政民営化に関して正直に答弁したらマスコミにフルボッコされてる件について

スルーしようと思ってたんですけどね。今、政治ネタに反応するとマスコミ&民主党連合軍の思うツボのような気がして。でも、今回の騒動じゃ小泉元総理が引き合いに出されちゃいましたからね。風向きが変わったという意味でも反応せざるを得ない。


さて今回、マスコミの報道では「麻生総理が郵政民営化に反対と言った! 今の衆議院は郵政選挙で勝ったのにケシカラン!」という論調がここ一週間ほど流されていました。
そして昨日、小泉元総理が「怒るというより笑っちゃうくらい、あきれた」という批判がなされたことで、燻っていた火が野火になったという感じです。
マスコミ報道だけを追っていると「麻生総理はもうダメだ」と思うのでしょうが、マスコミ報道をほぼまったく受け取っていない自分にとっては『いつものマスコミですねw』くらいの印象しかありませんでした。昨日まで。

ネットで集めることができる欠損のない情報(一次ソースおよびマスコミ報道による全文)を見る限りでは、麻生総理が追いつめられているようには感じられないんですけれども。

今回の原因と目される、2009年02年05日の衆議院予算委員会の一部ノーカット動画(衆議院TVから抜粋)

産経新聞による小泉元総理の麻生総理批判あいさつ全文


まず原因と目される動画の方ですが、元々麻生総理は郵政民営化に反対していたことは事実で、もし民営化するなら3分社化が望ましいとの案を出していました(この記事に詳細)。しかし、当時の小泉総理が竹中氏に経済政策を丸投げしたことで麻生総務大臣は郵政民営化検討委員会から外され(担当大臣だったのにw)委員会から上がってきた4分社化の意見を受け入れざるを得ない状況に追い込まれました。
上記の動画と詳細記事を見ればわかるように、当時、麻生総理としては(会社経営者としても)民営化するなら黒字化が必須と考えていましたが、結局、より政治的な金融寄りの4分社化になってしまったことに、当時の担当大臣として忸怩たる想いがあったに相違ありません。
この辺りの経緯は、小泉元総理の喧嘩師っぷりが顕著ですねぇ。


それを踏まえて、小泉元総理のあいさつ全文を読むと「いや、気持ちはわかるけどさ、公式の場で真正直に話をする時は本気で喧嘩する時だけにしとこうよw」という意図しかないように思えてきます。
とはいえ、小泉元総理が公式に麻生総理を批判したという表向きな事実は変わることはありません。しかし、これで民主党がマスコミの焦点から外れたことも事実。

希代の喧嘩師である小泉元総理は、ここが保険のかけどころと踏んだのかもしれません。
今年9月までに予定されている衆議院選挙において、
 (1)多大な政治的成果を得て、自民党が勝つことが確定
 (2)自民党が野党に下ることが確定
選挙前の1〜2ヶ月くらいでどちらかが判るわけです。で、どちらに転んでも自民党が政権に関与できる余地を残したんじゃないかと妄想するわけです。

 (1)もし、麻生総理が多大な政治的成果を得た場合。現在の状況で内政的な好転は見込めないので外交的なものに限られますが、例えばロシアの困窮に付け込んで北方領土返還が決定したり。既に、数年前から揉めに揉めていたサハリン2の天然ガス買い取りに関して最近合意に漕ぎ着けましたし、この時期に総理も元総理も訪露なんて報道を見かけるといろいろ勘ぐってしまってw 露がここ数ヶ月で弱気になっているのは確かですから。(更に千島列島の返還協議開始なんてあると役満クラス)
 その場合には、小泉元総理は『すわ!小泉新党か!』と寄ってきた有象無象を屋根に上げた後でハシゴを外せばいいわけです。あとは引退して悠々自適の生活ですね。

 (2)もちろん、現時点でこちらの方が可能性高いんですが、自民党が衆院選で負けることが濃厚になった場合。
 この場合、自民党は麻生総理と同じ考えの『構造改革に修正必要』派と、小泉新党『更なる構造改革を!』派とに分かれることで、民主党の『とにかく政権交代』という派閥(民主党の半分は元自民党ですから)や、その他野党の主張を霞ませて選挙に臨むことができます。
 その後の連立の組み方で、過半数は元自民党議員で占めることが可能になるという目算なのではないかと。

というわけで、衆院選まで最長7ヶ月ということを考えると、保険のかけどころとして絶妙な時期なんじゃないかと思ったりするわけです。



そういう考えを元にすると、今はまるで郵政選挙の半年前の2005年03月あたりにあたるんじゃないかと。ちょうどその頃は、色々と情報が錯綜して衆院選がどうなるかさっぱり判らなかった時期でもありました。
もちろん今も上記のような想いは単なる思いこみで、半年後には絶望に瀕している自分がいることも想定しています。

正直、2005年09月の衆院選で自民が負けるようなら海外移住も考えていたほどです。
でも、今は海外移住を考えたりはしません。今後何年生きていられるかは神のみぞ知るところですが、日本に居て最後まで日本の行く末を見る覚悟ができています。
さて、今回の動き。どういう結末になるか興味津々です。



ああ、ちなみに小泉政権時にそこそこ重宝されながら、安倍政権を守れなかったばかりか、現在のうのうと麻生総理批判をしている世耕参議院議員や山本一太参議院議員などに関しては、個人的評価は最悪です。
主君が討ち取られたのに復讐戦もできないとは……
参議院はいらねーよ。
posted by plop at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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