2008年09月29日

麻生内閣発足

ちょっと旬を過ぎてしまった感がありますが。

さて、大方の予想通り自民党総裁選は麻生さんが圧勝、第92代総理大臣に就任しました。組閣も終わり、早速麻生総理は国連で一般討論演説を行うなど、積極的に動いていますね。

麻生総理の外交術に関しては安心してみていられます。
就任30時間でここまでの演説を見せられると、福田前総理が辞めたタイミングが絶妙だったと舌を巻く思いです。なんらかの調整があったんでしょうねー。
そう考えると、三笠フーズの問題も「総理が交代する前にいっちょ農水関係のヤバイネタを放出しておくか」という思惑がどこかにあったんじゃないかと邪推してみたり……


内閣の顔ぶれで気になったところをピックアップ。
財務金融大臣に小泉時代からの「盟友」とでも呼べる中川(酒)こと中川昭一氏が就任。財政出動を行う姿勢を明確にしています。麻生総理が短期間でコケない限りは、他の世界市場と比べると相対的に日本の市場が強くなりそうな気配。これでバブル崩壊以降のデフレ経済から抜け出す目処がつくかもしれません。

外務大臣には、中曽根康弘元首相の息子、中曽根弘文氏が就任。2005年の郵政民営化云々の時に、参議院でいろいろごちゃごちゃと動いて小泉政権下ではハブられていた人です。そのあたりの政治センスのなさを心配しつつも、当時郵政解散には反対だった麻生総理とはなにか通じるものがあるのでしょう。外交に関しては、「給油活動継続に努力したい」と真っ先に表明したように、立ち位置とベクトルは総理と同じようでその点は安心です。

農水大臣には、説明魔人こと石破茂氏が就任。安倍政権以来、農水大臣と言えば叩かれる筆頭ポストですから、相手の1の質問にネチネチと10の答えで返す石破さんは適任と言わざるを得ませんw
そして厚生労働大臣は、またしても桝添氏が留任。これまたあれだけ年金云々の問題で叩かれながらも、失言もせず投げ出しもせず、じわじわと改革を進めている手腕を買われたのでしょう。まあ、「使い捨て」という言葉がちらりと頭をよぎるのですが。

経済産業大臣は、親中国の二階氏。中国もいよいよバブルが崩壊、五輪も終了したというところで、こういう人材を当てておかないと中国進出した日本企業が引き上げられないですからね。いずれ訪れるであろう、中国発の争乱に対応できる体制を整備する役割を担っているんじゃないでしょうか。
環境大臣がすっかり公明党専用ポストになってて笑った。というわけで、公明党から唯一入閣したのは斉藤鉄夫氏。毒にも薬にもならないポストですからねぇ。うまいこと厄介払いしてます。一般国民的には「環境大事!」が浸透してますから公明党としても拒否できないし、実際のところ環境への取り組みは長期スパンで対応していく必要があるから、一回限りの大臣じゃ何もできないし。

防衛大臣には、ハマコーこと浜田幸一氏の息子、浜田靖一氏が就任。防衛副長官時代にイラク派遣を強力に推進していたことがあるだけに、国防に関しては安心できそう。むしろ、中国や北朝鮮を名指しで批判したりして余計な混乱を起こしたりしないか心配な気が。麻生政権が安定したら、いろいろと挑発してもらっても大丈夫でしょうけど。

「公明党ポスト」を外れた国土交通大臣は中山成彬氏でしたが……報道の通り、辞任するとのこと。財政出動がほぼ確実になったこの時勢ですから、麻生総理としては信頼できる人材をということだったんでしょうけど。早速、麻生政権にダメージというところですね。まったく……
今回の失言は、「成田空港拡張問題」「単一民族」「日教組批判」の3つが取り上げられていますが、「成田空港拡張問題」が辞任の原因でしょうね。これは根が深い問題で、突き詰めれば成田空港建設の時まで遡ってしまいますし、しかも実際に国交省の職員が直接交渉にあたった事案ですし。省内からの反発が大きくなって大臣として職務遂行が困難になったということでしょう。
他2つは、政治的に見れば「日本は単一民族」で問題ないですし(民俗学的に見た場合は別)、日教組がクソなのは周知の事実で、それを公の場で口にするのが問題かどうかってだけで。
個人的には、2年後くらいに麻生政権がまだ健在であれば、文科大臣になってもらいたいものです。


とまあ、こんなところでしょうか。
あちこちに、「麻生政権が長続きすれば」というような語句がちりばめられていますが、安倍政権の倒れ方を見せつけられると不安で不安で仕方ないもので。個人的には麻生総理に期待、というより懇願に近い感情を抱いています。ここで麻生総理にまで倒れられたら、日本は終わってしまう可能性が高いから。少なくとも世界の一流国にまで登り詰めた地位から、滑り落ちることはほぼ確実だから。

まずは11月になりそうな衆院総選挙の結果次第ですが、ここで民主党に勝たれて自民党が過半数を割るようだと本当に日本終わりだなーと思います。この感覚は2005年の郵政選挙のときと同じ。あの時は、フタを開けてみれば自民党の大勝に終わりましたが、今回もそうなるとは限りません。むしろ、小泉元首相が引退を表明したり、上記の中山国交大臣の辞任もあったりで見通しはむしろ暗いと感じています。

さて、マスコミに流されやすく、目の前の問題しか目に入らない日本国民の選択や如何に。
posted by plop at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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