2008年09月02日

福田総理辞任ですか

いや、準備が整ったと思ったら即辞任でしたねw
朝起きてテレビつけたら辞任と聞いて、さすがに耳を疑いました。

まあもともと、貧乏くじ以外の何物でもない総理大臣の座でしたからね。昨年の就任当初は新テロ特措法の成立が重要課題。年が明けて新テロ特措法が成立してからは、中国で混乱が起こらないよう刺激せずに北京五輪を成功させること、洞爺湖サミットをつつがなく終わらせること、あわよくば民主党を切り崩すことくらいが目標でしたから。
前総理の安倍さんがぎりぎりまで引っ張ってしまい色々とタイミングが悪くなったことを踏まえて、次の総理には存分に働いて貰おうと早めに辞めたって事でしょう。あと、民主党党首が無投票で小沢の三選濃厚ってのもあるでしょうね。
まあ、個人的には10月頃に辞めるのかなと思ってましたが。国会期間を避けたってとこかな。

世間的には非常に評判が悪い福田総理ですが、個人的には満点ですよ。上記の課題(新テロ特措法の成立、中国懐柔、サミット開催)をきっちり片づけましたからね。昨年の状況からすると、それだけやれば十分。自民党、というか日本にとってこの1年は敗戦処理だったんですから仕方ない。もちろん、敗戦というのは昨年7月の参院選のことです。
こんな厳しい時期に1年近く総理をやらざるを得なかった福田総理には、心の底からお疲れ様でしたと言いたいです。

さて、次の総理ですが、よっぽどのことがない限り麻生さんになるでしょうね。先月の内閣改造で幹事長になったのも「後釜は以前からの既定路線で」という総理周辺の意図が汲み取れますし。
マスコミからは他にもいろいろと候補が出ていますが、この1年近く役無しで各地を回って地盤を固めてきた麻生さんには誰も勝てないんじゃないかなと思いますね。もし、麻生さん以外の誰かになったら、それはそれで面白そうですけどw 日本がどんな迷走を始めるか、という意味で。

麻生さんが予想通り次期総理になったとして、どうなるか。
国内的には、景気さえ回復すれば社会保障とかその他諸々の問題もなんとかなる状況はできつつあるように思いますけど、その景気対策がねぇ……単純に公共事業をどーんと増やせばお金が回るようになって成長エンジンに火がつくはずなんですが、昨今のマスコミ報道に惑わされて「公共事業=悪」の図式から抜け出せない人が多いから難しいところ。それと、民主党を切り崩せればなおよしなんですが。
外交的には、ロシア包囲網への参加と、今後中国で起こるであろう混乱を大陸内に収めるためにあまり刺激しないこと、中東の核拡散懸念への対処、原油ルートの制海権確保(新テロ特措法の維持)、アメリカ大統領選挙を控えてどっちに転んでもいいような対処、などなど……課題山盛りですね。
外務大臣時代には「自由と繁栄の弧」という東アジア、中央アジア、南アジア、中東、東ヨーロッパをつなぐ弧を形成して、大陸勢のロシアと中国を封じ込めるという戦略を発表したくらいですから、心配ないと思いたいところですけど。最近の国際情勢を考えるとねぇ。一筋縄ではいかないでしょう。

あ、中国に関しては、憲法9条が改正されて「国の交戦権」が認められ「武力による国際紛争の解決」ができるようになれば、あまり問題なくなります。もし中国が台湾に侵攻したり、内戦から拡大して周辺国を巻き込む事態になっても東シナ海でだいたい食い止められますから。
逆に中共の崩壊を早めるような刺激を加えるのもありかもしれません。もちろんその場合は、日本にもある程度被害は出るでしょうが。主に沖縄付近の島嶼部に。

最後に、ネット等で福田総理を評して媚中だのチンパンだの騒いでた輩は大喜びのようで。なによりです。
政治活動ってものは、自分達の投票行動の結果が反映されているってことをまったく自覚していない様は、まるで鏡の中の自分を見て笑うキチガイの如し。つまり、福田総理の場合は直近の国政選挙で、中国大好きな野党勢(主に民主党)が過半数を占めることになったんですから、その外交行動も「中国大好き」な方向に向かわざるを得なかったわけです。そこをあげつらって媚中だと騒いだところで、その批判が自分自信に返ってくるのは必然でしょう。それが理解できないあたり、相当キチガイじみてますね。
民主主義ってのは、「自分は投票行動を通じて政治に参加している」ということを自覚するようちゃんと教育しないとダメなんだ、という点から見て非常に優れたサンプルだと思います。
(ただし、もし「騒いでいた輩」に野党支持者が多く含まれ、彼らが連携して意図的集団的に行っていたのだとしたら、それは非常に有効且つ優秀な戦略&戦術だと脱帽する他ありませんが)
posted by plop at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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