今日の混戦グループはDだと知ったので、ベンフィカvsマンチェスターUの生放送を見ることにしました。
グループDは、1位から4位までが勝ち点差2という中、1位ビジャレアル(勝ち点7)vs2位リール(勝ち点6)の試合と、4位ベンフィカ(勝ち点5)vs3位マンチェスターU(勝ち点6)というカードが組まれています。
どのチームも勝てば2位以内に入れることは確実で、引き分け以下だと3位以下に落ちる可能性を持ちながらキックオフを迎えることになりました。
ホームのベンフィカは、4-3-3に近い4-5-1の布陣。前線にはジオバンニ、ヌーノ・ゴメス、ネルソンが入ります。
アウェイのマンチェスターU、いつもどおりのイングランドスタイル(4-4-2)。ただ、右サイドには朴智星ではなく、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドを起用してきました。
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試合開始から、マンチェスターUには容赦ないブーイングが浴びせられます。さすがベンフィカのホーム。しかも、クリスティアーノ・ロナウドがボールを持つとさらに大きいブーイングが。さすがホーム。いくら自国の代表選手であろうが敵なら容赦なしです。
そのホームの声援を背中に受け、出足がいいのはベンフィカ。マンチェスターUは何か策があるのかと思うくらい出足が悪く、思うようにパスが繋がりません。
ところがどっこい。先制したのは意外なことにマンチェスターUでした。
6分、中盤から右サイドに浮き球のスルーパス。これに反応したのはガリー・ネビルでした。ちなみにベンフィカに反応した選手は皆無。おいおい、いくらなんでもそりゃねーだろと思っているうちに、ガリー・ネビルが完全なフリーで低く早いクロスを上げると、ファーサイドでこれまた完全にフリーになっていたスコールズが右足で合わせます。このシュートは当たり損ないでしたが、なんとか押し込んでゴールラインを超えました。0−1。是が非でも勝利が欲しいマンチェスターUには大きい先取点です。
ちなみにこの時、ベンフィカのCB2人はゴール前3mでゾーンディフェンスらしき動きをする始末。マンチェスターUのあまりに鈍い立ち上がりに気を抜いたのでしょうか、まったく相手選手を見ていませんでした。攻撃練習に付き合った高校生チームのような対応に、見ているこっちのテンションも大暴落です。
この時点で、この試合を見始めたことを後悔してました。が、頑張って続きをみることにします。
先取点を取ってもマンチェスターUの動きは活性化してきません。逆に、時間が経つに従って更に動きが少なくなってきます。
そして、このアホらしい失点で完全に目を覚ましたのはベンフィカでした。まったくと言っていいほど組織力のないマンチェスターUを完全に押し込むようになります。
16分、PA手前左サイドでボールをキープしたベンフィカ。この位置でもマンチェスターUがプレッシャーをかけてこないため、ゆっくりとドリブルでボールを動かしながら、右サイドのネルソンにサイドチェンジパス。ネルソンは、対面のオシェイを抜きにかからず、オシェイの股を通してゴール前にシュート性のクロスを入れました。どちらかというと売った瞬間左に外れるシュートにも見えました。マンチェスターU守備陣がボールの行方を見守る中、反応したのはジオバンニただ一人でした。ダイビングヘッドのお手本のような飛び込みで、シュートのような鋭いクロスに合わせてゴール。
意外な形で、あっという間のゴールが決まり、マンチェスターUの選手達は呆然とします。
1−1、ベンフィカがスーパーゴールで同点に追いつきました。
この同点ゴールで、マンチェスターUの運動量はさらに低下します。というか、むしろ選手がそれぞれのポジションに張り付いたまま動きません。まるでゲームの画面を見ているようです。
そして、その中でも一番変調をきたしていたのはクリスティアーノ・ロナウド。故郷ポルトガルで強烈なブーイングを受けたことがあまりにもショックだったのか、ボールを持っては無理にドリブルを仕掛け、必要以上に相手と競り合って、ファールだと判定されると泣きそうな顔で審判に抗議。かなりナイーブになっています。そして、今のマンチェスターUにはそれを窘める選手がいません。
思うような攻撃も守備もできないマンチェスターUが更に失点したのは34分。
右サイド、ネルソンからのクロスをDFが頭でクリアしましたが、これがPA外にいたベトの元へ。ベトはこのボールをダイレクトでシュート。ボールはDFに当たってコースが変わり、ゴール右隅に突き刺さりました。
2−1。ベンフィカがその勢いのまま、逆転に成功しました。
得点は動いても、両チームの調子は変わりありません。
マンチェスターUは組織力を感じさせないまま、ベンフィカはフラットに並んだFWと中盤、DFと中盤のスペースを使ってマンチェスターUを崩します。
前半はこのまま終了。昨日とはうって変わって、とてもチャンピオンズリーグとは思えないような試合内容でした(ゴールを除く)。
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後半が始まっても、マンチェスターUは相変わらずグダグダな内容。ベンフィカも、それに合わせてペースを落としてきました。
ボールはマンチェスターUがキープしている時間が長いのですが、持たされていると言った方が正解でしょう。ベンフィカもそれほど無理に攻めません。
この頃から、だんだんと眠気が襲ってきました。あまりにも退屈な内容で、目を開けておくのが難しいのです(苦笑)。眠気を吹き飛ばすくらいのプレーを期待しますが、そんな予感はまったくしません。
動きがあったといえば、61分にギグスに代えてサア、67分にクリスティアーノ・ロナウドに代えて朴智星が投入されました。しかし、この交代はほとんど効果が出ません。既に引き気味になりつつあるベンフィカに対し、サアと朴智星が使えるスペースが与えられません。これはベンフィカが引いているせいもありますが、マンチェスターUの選手が動かないためベンフィカの守備陣が崩れないせいもあります。
それにしても実況の金子さんがうるさいこと。普段プレミアリーグの実況をしているせいか、完全にマンチェスターU寄り。つーか、むしろ観客になってねーか?こいつ。
ベンフィカがファールされて倒れれば「当たってない」「時間稼ぎ」。マンチェスターUが攻めあぐねていると「こんなマンチェスターUを見るのは初めてです」。試合と関係ないことをチャンスの時でもべらべらと続けたり、解説の高木さんを無視することもしばしば。
もうそろそろ引退した方がいいんじゃないかと、そう思う次第です。つーか、もう辞めろよ。
特に盛り上がりもないまま、試合は淡々と進んでいきます。
マンチェスターUは、後半見せ場がないままタイムアップ。この結果、マンチェスターUはグループ4位となり、UEFAカップの出場権も逃しました。
そしてベンフィカは2位になり決勝トーナメント進出を決めたのです。
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退屈な試合。一言で済ませられる試合でした。とにかく眠いというか、時間の無駄だったというか、この試合を見てしまったことを後悔しています。
ベンフィカは、くだらないミスで先制されましたが、きっちりと逆転。ただ、今日のマンチェスターU相手なら畳み掛けることもできたのではないかとも思います。
こういった時に全力で相手を潰せないあたりが二流なんだろうな、と感じました。
マンチェスターUに関しては何も言うことはありません。あれほど選手が動かないのであれば、いくら実績のある一流チームでも負けるのは明白。意識付けができない監督が悪いのか、それとも監督の意図通り動かない選手が悪いのか、その両方なのか。
J1千葉のオシム監督もよく言っていますが、サッカー選手は動いてナンボ。それを放棄しては戦術も個々の技術もあったもんじゃありません。
今期は、マンチェスターUの試合を見ないようにします。また時間の無駄になるでしょうから。
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