2008年07月26日

J1 第19節

先週放送日程を確認して、調子の悪い両チームの対決(FC東京vs横浜M)をBS−iで見たんですが……これほど時間の無駄というに相応しい試合はないほどの散漫とした内容でした。なるほど、どちらも中断明けから勝ち星がないのも頷けます。

FC東京 1−1 横浜M
 もうこの試合は何から話せばいいやら……久しぶりに「2時間返せ!」と言いたくなりました。
 試合開始から横浜Mが攻めます。梶山を欠くFC東京は、中盤のバランスがまったく取れず防戦一方。つーか、ポジション毎に動き方指導しておけばここまでの惨状にはならんだろうに。平山をベンチに置いて4-4-2にしてるのに、攻め込まれると6-2-2になってんだぜ?馬鹿か?しかも、攻める時は攻撃的MFの二人が自由に動いて、守備時はサイドに位置するとか。いつの間にアーセナル級の選手が集まってたんだ?FC東京に?
 横浜Mの先制点は4分、バタついているFC東京守備陣の隙を突きました。相手のクリアボールを山瀬功治がダイレクトでシュート。このボールにゴール前にいた大島が反応し、コースを変えてゴール。しかし、FC東京もすぐに同点に追いつきます。9分、カウンター気味にロングパスを受けたカボレが、中央のエメルソンにパス。トラップ一発で完全にフリーになったエメルソンが、難なく同点ゴールを叩き込みました。
 15分も経つと横浜Mの攻勢もやや影を潜め、今度はFC東京が主導権を握りかけます。が、とにかく中盤でタメを作るという発想がまったくなく、まるで小学生のサッカーになって縦にボールを入れては弾き返されます。たまに上手いことサイドに流れた選手にボールが渡るとチャンスになりますが、ゴール前で待つ選手も足らず、後からフォローする選手も足らず。横浜Mも高い位置でボールを奪うことが多いのですが、攻撃に転じた瞬間にミスをしてはチャンスの芽を潰して回っていきます。
 30分を過ぎると、何故かFC東京ペースに。カウンター気味に赤嶺、カボレが決定的チャンスを得ますが得点ならず。この時間帯はうまくFC東京がスペースを突く攻撃ができていたように思えますが、どちらかというと横浜Mが攻め疲れて、攻守の切り替えが遅くなっていただけでした。ここで逆転できなかったFC東京は以降防戦一方に。

 1−1の同点で後半を迎えると、横浜Mが完全に主導権を握ります。ボランチの長谷川に替えて、水沼を入れて3-5-2に変更、これが功を奏して高い位置でボールを奪っては、縦に早く展開していく横浜M。しかし、相手の人数が揃っているところで攻撃の速度を上げたところで、そう簡単に効果的な攻撃ができるはずもありません。中盤でタメを作ってフォローを待つことができず。うまいこと抜け出して決定的なシュートを放ってもボールはことごとく枠を捉えられず。
 69分にFC東京はカボレ、エメルソンに替えて平山、石川を投入。ここ最近、慣れ親しんでいる4-5-1に変えてきました。が、これまでなんとか前線のボールの収まり所を作っていた2人が抜け、前線が平山だけになったことで逆に攻撃のリズムは崩れます。平山が引いてボールを受けに行ってもパスは出ず、平山がキープしてもフォローはなし。これほど効果的な動きを見せつつも効果ゼロな平山は初めて見ました。というか、周りの選手が前に行きすぎです。
 そのあとも簡単にボールを奪っては攻めに攻めた横浜Mですが無得点。時折思い出したように相手ゴール前に行くFC東京も無得点。1−1で試合終了となりました。

 後半は終始優勢に試合を進めた横浜Mですが、結局ゴールは生まれないまま。前線の選手は、ここぞという時に「ボールを引き出す動き」をせずに、「パスがどこに出るか」を見てしまったことが多かった結果だと思います。チャンス自体は多く作っていましたが、パスが出る前に走って囮になる選手がいないので、最後の最後でシュートを読まれて止められていました。まあ、何本かはシュートの精度自体が悪かったのですが。
 で、前半の3-4-3はどう考えても悪手です。攻守の切り替えがそれほど早くできないのに、守備の選手が足らなくなるような布陣をすること自体有り得ません。後半を見る限り、初めから3-5-2にしておけばなんとでもなるような感じでしたから。木村監督はサカつくでもやってるつもりなんでしょうかね?

 とはいえ、FC東京はさらに酷い事態になっていて、これこそ目も当てられないという感じです。選手は全員、「ボールを持ったら縦へ」という意識しかなく、攻撃が単調というのを通り越して単純明快(相手にとって)としかいいようが。梶山がいれば、「とにかく梶山に渡せば…」となって攻撃が組み立てられるのですが、いざ梶山がいなくなるとどうにもならないという体たらく。まともに攻撃が組み立てられた30分〜前半終了までは相手の中盤が少なかったのと、相手の攻め疲れだけというお粗末な結果。後半、平山を途中投入してもまったく活かすことができず、まるで小学生のような戦術のサッカーに終始しました。本当にこのチームは中断期間中何をしていたんでしょう? 正直、このまま沈んでも全く惜しくありません。

 その上、この試合のレフェリーはファールを取りすぎ。基準自体は一定だったんで荒れはしませんでしたが、ここ最近のJリーグとは思えないくらい、「倒れたら笛」という感じで試合の流れをぶったぎってくれました。えーっと、主審は松尾?聞いたことないけど、客がネガティブな覚え方をしないようにジャッジして欲しいものです。
 いやホント、試合見に行っていたら金返せと言いたくなる試合でしたよ。あらゆる意味で酷かった。


ここからはダイジェスト。

神戸 0−1 千葉
 神戸は終始試合を優位に進めながら、ゴールを奪えずにカウンター一発に沈んで敗戦。せっかく前半終了間際のPKを防いだのにねぇ。ここ最近、1試合あたり1得点しか取れていなかったツケが回った感じです。
 千葉は、意外なところで勝ち点3を得ました。しっかり引いてカウンターという意識が浸透してきた証拠なのかもしれません。この後も、名古屋、鹿島、柏、川崎と難敵が続くので、これから真価が問われる事になるでしょう。

G大阪 0−1 大分
 G大阪は終始攻勢ながら、今期最少失点を誇る大分守備陣を崩すことが出来ず、完封負け。やはり突然バレーが抜けたことが響いているんでしょうか。前半のシュート数2本というのはちょっと厳しいですね(後半は8本)。まだ遠藤も戻ってこないし。(代表で使われすぎですよねー)
 大分は、相手がミスをしたら高い位置からサイドへ、そうでなければしっかり守ってカウンターというこれまでの戦術を守って勝ち点3をゲット。69分のエジミウソンのゴールを守りきりました。相変わらず、素晴らしい守備意識ですね。

川崎 1−1 名古屋
 序盤から攻め合いになった試合は、名古屋が12分に先制してその後ペースを握り、後半は逆に川崎ペースになって52分にヴィトール・ジュニオールが同点。その後も攻め合った両チームですが、引き分けに終わりました。
 川崎は、相変わらず失点しても意に介さない逞しさがありますね。今日は逆転までは行きませんでしたが、さすがと思わせる鋭い攻めをしていたようです。いよいよ本領を取り戻してきた感があります。あとは先制される癖さえなんとかなればというところでしょうか。
 名古屋も、惜しいシュートを随所に見せながら追加点を奪えずにドロー。相変わらず試合によって波が激しい、というか試合中にも波が激しいチームですね。そうはいいつつ開幕から一貫して、勝ち点3を狙っていく姿勢には感服します。逆転負けする可能性があっても攻め続けるその姿勢だけには賞賛を贈りたいと思います。

磐田 1−1 東京V
 磐田は開始早々、素晴らしい崩しから駒野→前田と渡ってゴール。後半に入って同点に追いつかれた後、攻め込んだものの結局はゴール無し。早めに試合を決められないあたりが、今の磐田の限界なのかも。
 東京Vは、後半に追いついてドローに持ち込みました。交替出場の和田が右サイドのワンツーから決めたゴールが値千金。その他の大黒中心の攻撃は、磐田守備陣にことごとく防がれた模様。パスの出所を抑えられると厳しい戦術だけに、研究され始める今節以降が正念場になりそうです。

柏 2−2 京都
 柏は、しぶとく追いついてドローに持ち込みました。しかし、10分までに2失点というのは、どう考えてもいただけませんね。段々と失点する時間が早くなっているのは気のせいか。そろそろ試合の入り方や選手の疲労度合いを再考しないと、このまま順位的に中の上をウロウロすることになると思うのですが。
 京都は、10分までは最高の出来。しかし、その後は疲れたのか消極的になったのか、追いつかれてドロー。逆転されないだけ、以前の京都とは違うなと思わせるのですが、これほどのパフォーマンスを見せていながら勝ち点をロスするのは勿体なさすぎる!と思うのは人情ってもんで。調子の良いうちに、もうちょっと勝ち点を稼いでおきたいところですが、さて……
posted by plop at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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